『光る君へ』<私を何だとお思いでございますか!><俺のそばにいろ>道長と行成のやりとりに悶える視聴者。このとき副音声で語られていた行成の心境とは…
◆「俺のそばにいろ」 それを聞いて立ち止まった道長。 「行成は…」と話し始めると、振り返ったところで「俺のそばにいろ」と告げます。 その言葉を聞いて、複雑な表情を浮かべる行成。 対して道長は「そういうことだ」と続けると、その場を去っていきます。 道長がいなくなった廊下にて、憮然とした顔で遠くを眺める行成。 そして「すねたような顔で、道長を目で追う行成」との副音声が流れ、ここでの行成の気持ちが説明されるのでした。
◆視聴者の反応 行成が大宰府行きを希望しているのを知っていながら、それを叶えなかった道長。いわゆる「ヤンデレ」を感じさせる二人のやりとりに悶えた視聴者が多かったようです。 ネットでは「俺のそばにいろと言われたときの行成の表情!ひどい男と分かってるのに嫌いになれない顔してる!!」「束縛系の彼氏(笑)」「隆家の事情を話さずに<そばにいろ>とだけ伝える道長。コミュニケーションとして間違ってるけどめちゃくちゃ良い」「行成役の渡辺大知さんの繊細な演技に唸らされる」「財を増やすために、と史実でも言ったらしいけど、そうじゃないでしょう、とここまで見てきた視聴者は感じているはず。脚本が巧み」「この二人は同じ日に亡くなるんだよなあ。やはり運命としか」といった声が見られていました。 大河ドラマ「光る君へ」の主人公は平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性である紫式部。 彼女は藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。 脚本は大石静さんが担当しています。
「婦人公論.jp」編集部
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