UFCに挑戦が決まっている朝倉海

　5日、都内某所にて12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN DECADE』についての記者会見が実施。UFCデビュー戦を控える朝倉海について榊原信行CEOが語った。 　日本人ファイターとしてRIZINでスーパースターとなった海は、今年6月にUFC挑戦を発表。 　UFC側も海を高く評価しており、海のデビュー戦はアレシャンドレ・パントージャとのUFCフライ級王座戦。12月8日（日本時間）の決戦に向けて世界中のファンが海に注目している。 　これについてRIZINの榊原信行CEOは「（海が勝ったら）UFCよりRIZINの方が上ってことを証明することになるんじゃないですかね。世界のどの階級もUFCが最強だというわけではないということを証明することが出来ると思うんですね。UFCをずっと見てる北米を中心としたファンの人達にとっても『RIZINってレベルの高い選手がいるんだね』ってことを証明出来ると思う。これからUFCを目指すっていうのも止めはしないけど、ホントに白人の白人による白人のための団体なんで」と興奮気味に語る。 　さらに「イリープロハースカもそうだし、マネル・ケイプも防衛戦1試合もやらずに（UFCに）取られちゃった。だからどの階級（の王者）もみんな取られちゃったりしてね？（笑）」とおどけつつ、「僕らの場所が世界中のファイターたちにとってUFC以上に魅力的であれば、自ずとRIZINをチョイスするはずですから。いずれにしても、いろんなことが勝つことで環境は変わると思います。間接的ではあるけど、RIZIN自体、J-MMA自体に北米から注目が集まればいいなと思います」と海の勝利で日本のMMAの価値が向上することを願った。