今より高値になったら買う「逆指値の買い」注文はどこで使うか? エヌビディアなど高値更新への弾みがついた銘柄を逃さない強み
買いの逆指値、指値注文と成り行き注文、どちらを選ぶか?
売りの逆指値注文と同様、買いにも逆指値の指値注文と、逆指値の成り行き注文があります。このふたつの違いは、さきほどの例でいうと、1200円になったら(1200円でだれかが約定したら)、1200円以下で買うという注文が発動するのが指値注文で、1200円になったら、いくらでもいいから買うというのが成り行き注文です。 高値を超えた場合、上昇に勢いがついているので、指値注文の場合は買いそびれる可能性があります。成り行き注文なら、ほぼ買いそびれることはないので、強い意志を持って買いたい場合は、買いの逆指値の成り行き注文をおすすめします。
今回のまとめ
・買いの逆指値注文は、高値更新する強い銘柄に乗るための有効手段 ・買い逃したくない場合は、逆指値の成り行き注文がおすすめ 【プロフィール】 藤川里絵(ふじかわ・りえ)/個人投資家・株式投資講師・CFPファイナンシャルプランナー。2010年より株式投資をはじめ、主に四季報を使った投資方法で、5年で自己資金を10倍に増やす。普通の人が趣味として楽しめる株式投資を広めるため活動し、DMMオンラインサロン「藤川里絵の楽しい投資生活」を主宰。本稿の関連動画がYouTubeにて公開中。
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