快進撃止まらずオリンピック初4強、世界67位が全仏OP準Vに続きウィンブルドン女王も撃破<パリ五輪>
パリオリンピック
パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)は31日、テニス競技の女子シングルス準々決勝が行われ、快進撃を続ける世界ランク67位のA・カロリーナ・シュミドロバ(スロバキア)が第9シードのB・クレチコバ(チェコ)を6-4, 6-2のストレートで破り、オリンピック初のベスト4進出を果たした。 【一覧】パリオリンピック テニス 全種目ドロー 29歳のカロリーナ・シュミドロバがオリンピックに出場するのは2大会目。初出場となった2016年のリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジェネイロ、ハード)では初戦を突破するも2回戦で敗れている。 それでも今大会では1回戦で世界ランク34位のK・ボールター(イギリス)、2回戦で第14シードのB・ハダッド=マイア(ブラジル)を下すと3回戦では今年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で準優勝を飾った第4シードのJ・パオリーニ(イタリア)を破り8強入りした。 そして準々決勝では今年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を制した世界ランク10位のクレチコバと対戦。第1セット、第2ゲームでカロリーナ・シュミドロバがブレークに成功。第7ゲームでブレークバックを許すも終盤となる第10ゲームで2度目のブレークを奪い先行する。 続く第2セットでは第1ゲームでブレークを許しゲームカウント0-2とされたカロリーナ・シュミドロバ。それでも18本のアンフォーストエラーを犯したクレチコバに対し第3ゲームから一気に6ゲームを連取し、1時間27分で勝利した。 勝利したカロリーナ・シュミドロバは準決勝で第12シードのM・コスチュク(ウクライナ)と第13シードのD・ヴェキッチ(クロアチア)のどちらかと対戦する。
tennis365.net