府大会金賞で関西吹奏楽コンクール出場 京都共栄高、大編成の部
福知山市東羽合、京都共栄学園高校吹奏楽部(仲野優良部長)は、9月1日に兵庫県尼崎市で開かれる「第74回関西吹奏楽コンクール高校の部A(大編成の部)」に出場する。京都府コンクールで金賞を受賞するとともに、関西コンクールへ出場する府代表校に選ばれた。 府コンクールはこのほど京都市内であり、高校の部Aには34校が出場。課題曲(4曲の中から選択)と自由曲の演奏を審査して、金、銀、銅賞と府代表校5校を決めた。 共栄は課題曲で「風がきらめくとき」、自由曲は交響詩「鯨と海」を演奏した。課題曲は柔らかい音を出すことができ、自由曲では全員が一斉に演奏に入るタイミングがうまく取れたという。 関西コンクール高校の部Aには28校が出る。共栄の部員たちは夏休みも登校し練習を重ねている。仲野部長(2年・バリトンサックス)は「関西コンクールでは迫力のある演奏を心掛け、金賞をめざしたい」と意気込みを見せる。 吹奏楽部の小松佳司監督(29)は「関西コンクールはレベルが高い大会で、京都府からはここ15年ほど金賞は出ていません。本番では北近畿の子どもたちが憧れを持つような演奏を心掛けてほしい」と願っている。