【箱根駅伝】往路3位の早大が7区に伊藤大志主将を投入 6区から4年生でつなぎ頂点目指す
<第101回箱根駅伝>◇25年1月3日◇復路◇東京-箱根(5区間109・6キロ) 復路の当日変更が発表され、往路を3位で終えた早稲田大(早大)は7区に伊藤大志主将(4年)を投入した。 【一覧】箱根駅伝・復路最終エントリー 49年連続94度目の出場となった名門は、往路ではスーパールーキー山口竣平(1年)、「山の名探偵」工藤慎作(2年)の5区の力走などで、7年ぶりに3位以内で芦ノ湖のゴールにたどり着いた。就任3季目となる花田勝彦監督の指導が浸透し、選手層も厚くなってきている。指揮官は復路へ向けて「うちもいいメンバー残してます。きっちりつないで、しっかり3位以内を。チャンスがあれば、1つでも上に行きたい」と見据えている。 6区には山下り初挑戦となる山崎一吹(2年)。前をいく青学大、中大との差を詰められるかが注目となる。8、10区にはともに3年連続同区間を走る伊福陽太、菅野雄太の4年生コンビが控える。前回は両者とも区間5位。伊福は昨年2月、初マラソンとなった延岡マラソンを2時間9分26秒の日本学生歴代5位(当時)の記録で優勝した実力者。菅野は卒業後は一般企業に就職するため、最後のレースにかけている。経験値で利があるコースで、前回を上回る走りを2人がみせたい。9区には1万メートル27分台の記録を持つ石塚陽士(4年)もおり、6区からは4人の4年生でつないで大手町のゴールを目指す。 復路は午前8時にスタートを切る。 <復路エントリー> 6区 山■(■は崎の大が立の下の横棒なし)一吹(2年) 7区 ※伊藤大志(4年)8区 伊福陽太(4年) 9区 ※石塚陽士(4年) 10区 菅野雄太(4年) ※は当日変更