綱とりチャンスの豊昇龍、ドラマ『ドクターX』大好き「自分も言ってみたい」セリフ『おれ、負けませんので』【はなわの相撲ヲタク対談】
新年の初場所を前にはなわが突撃したのは立浪部屋。昨年の九州場所では残念ながら優勝を逃したものの、綱とりのチャンスを迎えている大関豊昇龍(25)が今回のお相手です。叔父さんのドルゴルスレン・ダグワドルジさん(元横綱朝青龍)は、最近丸くなってきたそうで…。 (構成・岸本隆) はなわ「先場所、相星決戦で最後残念ながらという感じでした。でも初場所は綱とりのチャンスを迎えています」 豊昇龍「相星決戦は負けちゃったけどね。まあ…、悔しかった。勝った方が強かったということで」 はなわ「綱とりへの思いは?」 豊昇龍「そういうことは意識してないですけどね。いつも通りの場所って感じでいきたいなと思います」 はなわ「叔父さんは元横綱朝青龍関。叔父さんと同じ番付を目指すことになる。大関が子どものころからモンゴルの英雄ですよね」 豊昇龍「半端なかったですよ」 はなわ「憧れもあった」 豊昇龍「ありますね…。憧れというより怖かった(笑)」 はなわ「やっぱり怖いんですか」 豊昇龍「今は大丈夫です。うるさく言われなくなったんで(笑)」 はなわ「何でだろう?」 豊昇龍「分かってるんじゃないですかね」 はなわ「もう大関までいったらと?」 豊昇龍「ちょっと丸くなったんじゃないですか(笑)」 はなわ「でもうれしいでしょうね、今の活躍が。大関はあまり言われたくないかもしれませんが、似てますもんね。叔父さんと似てるって言われるの嫌ですか?」 豊昇龍「それは嫌でしょー(笑)、別人なのに」 はなわ「大関になって、世代的にも朝青龍関より豊昇龍関ってなってきている。豊昇龍関に似てたんだな朝青龍関はって、そうなってきてると思いますよ」 豊昇龍「どうでしょうねえ。そう言ったら叔父さん怒っちゃうかもしれない(笑)」 はなわ「叔父さんが相撲の英雄なのに、大関はもともと相撲をやっていない。どんなスポーツをやっていた?」 豊昇龍「5歳から柔道やって、11歳からレスリングやりました」 はなわ「じゃあ、あの投げ技っていうのは柔道からきてますか?」 豊昇龍「どうでしょう」 はなわ「体は大きかったんですか?」 豊昇龍「いや、小さかった」 はなわ「入ったばかりのころむちゃくちゃ痩せてましたもんね」 豊昇龍「新弟子検査のときは100キロちょっと。日本きたときは66キロでした」 はなわ「日体大柏高にレスリングで留学してすぐ相撲に転向。そこから大関になるなんてすごい。そんな大関のプライベートな部分も聞いてみたい。まず、趣味は」 豊昇龍「映画を見ることですね。一日休みがある日はほんとに家から出ない。部屋を真っ暗にして、映画館みたいにポップコーンとか置いてずっと映画見る。で、眠くなったら寝て。たまに一日中そういうことするの好きなんですよね」 はなわ「どういうジャンルの映画ですか」 豊昇龍「アクションが多いですね」 はなわ「好きな俳優さんとかは? 映画でもドラマでも」 豊昇龍「日本だとあのドラマが好き。ドクターX。かっこいいじゃん!」 はなわ「おー、米倉涼子さん」 豊昇龍「『私失敗しないので』ってかっこいいなー。自分も言ってみたいな。『おれ負けませんので』って(笑)」 はなわ「じゃあ『おれ負けませんので』で次は優勝を!」