【Google スプレッドシート】日付の計算を含む表を作るために知っておきたいテクニック
この記事はインプレス刊『できるGoogleスプレッドシート』(今井タカシ&できるシリーズ編集部 著)の一部を抜粋・編集しています(編集部) 【この記事に関する別の画像を見る】 日付データの操作に使われる関数をまとめて紹介します。多くの場合、YEAR(イヤー)/ MONTH(マンス)/ DAY(デイ)関数とDATE(デイト) 関数はセットで使います。月末日を求めるEOMONTH(エンドオブマンス)関数もよく使われます。 ■ 翌月10日を求める =YEAR(日付) =MONTH(日付) =DAY(日付) [日付]から「年」(YEAR)、「月」(MONTH)、「日」(DAY)を取り出す =DATE(年,月,日) 指定した[年][月][日]を日付に変換する YEAR/MONTH/DAY関数は、日付から「年」「月」「日」を取り出す関数です。手順①のように、DATE関数と組み合わせて翌月10日を求めたり、日付から取り出した「日」と基準日の前後をIF関数で判定したりするなど、ほかの関数と組み合わせて利用することがほとんどです。実際に利用しているうちに自然と覚えられるでしょう。 YEAR/MONTH/DAY関数の結果は数値となります。MONTH関数で「月」の数値が取り出せるので、「+1」することで「翌月」を計算できるわけです。DATE関数を使って、「年」と計算した「翌月」、数値の「10」を組み合わせることで、翌月10日を求められます。 ■ 日付を判定して当月末日または翌月末日を表示する =EOMONTH(開始日,月) [開始日]から[月]に指定した数だけ経過した月の月末日を求める 関数で日付を扱う場合は「年」「月」「日」を別々のデータとしてとらえる視点が必要です。YEAR/MONTH/DAY関数で求めた結果の数値を計算したり、年と月、特定の数値をDATE関数で日付データに戻したりする処理に慣れましょう。月末日を求めるEOMONTH関数のような、日付計算に特化した関数も数多くあります。必要な関数から使ってみましょう。 できるGoogleスプレッドシート ・【価格】1,870円 ・【発売日】2024年9月18日 ・【ページ数】256ページ ・【著者】今井タカシ&できるシリーズ編集部
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