【箱根駅伝】国学院大の7区・辻原 タスキ落とすアクシデントで区間2位タイも「実力です」
◇第101回東京箱根間往復大学駅伝・復路(2025年1月3日 神奈川・箱根町~東京・大手町の5区間109・6キロ) 3冠での初優勝を目指した国学院大は、往路6位から追い上げて総合では20年の同校最高記録に並ぶ3位でフィニッシュした。 7区の辻原輝(2年)は区間2位タイの快走も、8区につなぐ小田原中継所手前でたすきを落とすアクシデント。そのシーンを振り返り、「手に力が入らなくなってしまって、もういっぱいいっぱいで。あれがなければ15秒くらいは速く走れていたので、正直悔しいですね」と振り返った。 それでも区間新記録で区間賞の駒大・佐藤圭汰(3年)とは1分38秒差。「単純に実力が劣っていただけなので、言い訳は何もない。(2位タイも)単純にそれまで速く走れなかった。実力です」と潔かった。 来年度はエース平林清澄主将(4年)ら実力者がそろう4年が抜け、チームを引っ張っていく立場となる。お預けとなった国学院大史上初の箱根制覇に向けて。「僕がチームを勝たせるつもりでやっていく」と決意を示した。