ヤンキース、新加入のチザムJr.が2戦連続マルチ本塁打 最高勝率フィリーズ破って4連勝
● フィリーズ 6-7 ヤンキース ○ <現地時間7月30日 シチズンズ・バンク・パーク> ニューヨーク・ヤンキースが30球団最高勝率のフィリーズにカード勝ち越し。新加入のジャズ・チザムJr.内野手(26)が2試合連続で2本塁打を放った。 チザムJr.は初回、一死満塁からの併殺崩れの間に先制点を記録。その後逆転を許して3点ビハインドを背負うも、6回表に2試合連発となる16号ソロで反撃。さらに7回表、一死一、二塁の好機で17号3ランを右翼ポール際に放り込み、逆転に成功した。 ヤンキースは1点リードの9回裏、二死一、三塁から守護神クレイ・ホームズの暴投で逃げ切り失敗。延長10回、11回と決着が付かず、12回表、グレイバー・トーレスの犠飛で勝ち越し、これが決勝点。4連勝を収め、地区首位オリオールズとの差を0.5ゲームとしている。 チザムJr.は2020年のMLBデビューから5年間マーリンズに所属し、現地時間27日にヤンキースへトレード加入。マーリンズ時代は二塁、遊撃、中堅を務めたが、移籍後から三塁でプレー。移籍3試合で15打数6安打の打率.400、4本塁打、OPS1.638の大活躍を見せ、『初出場から3試合で4本塁打』という球団史上初の快挙を達成した。
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