靴底を見れば一発で分かる…「ヨボヨボ老人になる人」と「死ぬまでピンピンしている人」の決定的な違い
■椅子は目的ごとに種類を分けるのがベスト もうひとつ、歯磨きのついでにやりたい習慣があります。それは、鏡のなかの自分に向かって「今日も元気でよかったね」と話しかけて、ニッコリ笑顔をつくること。 大人になると、誰かからほめてもらったり、本音を聞いてもらう機会はそうそうありません。普段から、自分で自分のごきげんをとるクセができると、心がやすらかになります。歯磨き、笑顔の声かけのときは、足底や姿勢も意識してください。余計な力みが抜けたからだで、かかとと足指のつけ根でしっかり地面を押しながら、よい姿勢でとり組みましょう。 いすは、目的ごとに変えるのが理想です。できれば2種類は使い分けましょう。 食事はすわる面が硬めで背中と座面が90度にまっすぐになるいすがベスト。こぼさないように猫背になっている人がいますが、せめて食事中だけは足底に力を入れてよい姿勢で食べましょう。リラックスタイムには、長時間すわってもつかれない、からだを包み込むようないすやソファーを。クッションを使うと、腰の負担が軽減します。 ただしすわりすぎは禁物。1時間に1回は立ち上がるか、体操をして! ---------- 南 雅子(みなみ・まさこ) 整体師 1949年、北海道生まれ。整体エステ「ガイア」主宰。エステティシャンとして活躍後、「美しい髪と肌はからだの健康あってこそつくられ、美容と健康はイコールの関係」と一念発起し、カイロプラクティック・整体師の資格を取得。現在、オリジナルに開発した「姿勢矯正」や「ストレッチ」など健康で機能的なからだづくりのための施術・指導を行っている。著書に『死ぬまで歩くには1日1分股関節を鍛えなさい』『たった1回でお腹が凹む奇跡の股関節ほぐし』『死ぬまで寝たきりにならない1日1分ごろ寝整体』『死ぬまで歩くにはかかとをトントン鍛えなさい』(いずれもSBクリエイティブ)、ほか多数。 ----------
整体師 南 雅子