靴底を見れば一発で分かる…「ヨボヨボ老人になる人」と「死ぬまでピンピンしている人」の決定的な違い
■コツコツと体をメンテナンスすることが重要 関節に痛みがあって、立つことすらつらいという人が、地道に体操を続け、1歩踏み出せるようになり、3歩歩けるようになり、ついには杖をもたずに外出できるようになったという奇跡をこれまでたくさん見てきました。 コツコツととり組めば、年をとってからでも、理想の自分に近づくことができるのです。 人のからだは年齢に比例して老けていくわけではありませんが、筋肉も、骨も、ジワジワと衰えていくことは避けられません。だからこそ、からだに感謝をしながら、体操や生活習慣でしっかりメンテナンスをすることが重要です。とにかくまず、今日、やってみる。それが3日、7日、1カ月、3カ月……と続けることになり、やがて習慣化します。あまり難しく考えず、チャレンジしてみましょう! あらためて、いまのご自身の足が「痛みなく一生歩ける状態」かチェックしてみましょう。 ---------- ①足底にアーチがない ②かかとの筋肉がふにゃふにゃやわらかい ③かかとの角質が厚く乾燥してガサガサしている ④脚や足首が太く歪んでいて、O脚になっている ⑤足音がうるさく、靴底がすぐ傷み、靴底が減りやすい ---------- 1つでもあてはまった人は、今日から体操や生活習慣の改善にとり組みましょう。 ■靴底の減り方で“かかとの歪み”がわかる また、あわせて靴の底も確認してください。人はそれぞれ歩き方のクセがあります。そのクセは普段よく履いている靴の裏を見るとわかります。 かかとやひざ、骨盤がズレたり歪んだりしていると、靴の底に平均的に圧がかからず、特徴的な減り方をするからです。左のA以外の人はかかとが歪んでいる証拠です。 大股歩きは、からだが前のめりになって、かかとの歪みがさらに加速し、視野が狭くなるので転びやすく危険です。正しい姿勢で歩くことで、股関節からひざ、足の関節が整い、筋肉もよく伸縮するようになり、全身の血流がよくなります。たくさん歩く必要も、早く歩く必要もありません。 重要なのは「姿勢よくのびのび歩く」こと。鏡の前でぜひ正しい姿勢をクセづけましょう。正しい姿勢で歩けると、歩く音が静かになります。頭もふらつかず、長時間歩いても疲れにくくなります。