年間支出額でバトル ラーメンとギョーザめぐり…“日本一奪還”への闘い
日テレNEWS NNN
今年も残すところ、1か月あまりとなりました。ギョーザとラーメンをめぐって今年も激しいバトルが繰り広げられています。毎年、総務省が発表する年間の支出額日本一。去年、2位となった“あの街”が、首位奪還に向け、ラストスパートをかけています。 ◇ “日本が誇る国民食”とも言われるラーメン。22日、ラーメンを“日本一愛する街”と自負する新潟市に行ってみると、お昼を過ぎても、ラーメンを求めて列ができていました。 新潟市民 「おいしい」 山形県出身の新潟市民 「ラーメン結構有名って聞いていたので、予想通りおいしいなって」
「いっとうや CoCoLo新潟店」島田悠紀店長 「できることなら1位になりたい。山形には負けたくない」 市内のラーメン店とタッグを組み、日本一奪還に向けて“追い込み”をかけているのです。 3年前、総務省の家計調査で、1世帯あたりのラーメンの支出額が初めて1位になった新潟市。しかし、その翌年と昨年も山形市に破れて王座から陥落。
この状況に、新潟市長も… 新潟市 中原市長(今年7月) 「やっぱり1回なりますとね、また1位になりたいと思うもの」 市民も… 新潟市民 中学生 「くやしい!」 新潟市民(30代) 「もともと1位で、2位に下がっちゃったから、だったら1位になってほしい」 もう一度、“日本一の座”へ…。
今年も残り1か月あまり。ラストスパートをかけるため、先週から始めたのが、ラーメン店回遊ラリー「にいがた 2km ぐるっとグル麺」です。 新潟駅から2キロの範囲にある20店舗でのラーメン食べ歩きシールを集めると、航空券など豪華賞品が当たるのです。さらに巨大ボードに割引クーポンなどを設置したところ、開始3日ですべてなくなるほど大反響。 寒くなる冬。今月から市内のさまざまなラーメン店で、唐辛子たっぷり、体があたたまる激辛ラーメンを期間限定で販売するなど、市一丸となってラストスパートをかけています。 1位奪還を目指すのにはこんな理由もあります。 新潟市観光・国際交流部 関川丈彦部長 「新潟市内の新たなにぎわいの創出。やっぱり日本1位ということを堂々とうたえるのは誘客の面でも大きい」