【マリーゴールド】「ボコボコにされたけど楽しかったです」と話す石川奈青にSareee驚愕
11月14日、後楽園ホールにて「MARIGOLD Winter Wonderful Fight 2024」が開催。この日のメイン試合はスペシャル・パッションマッチとして、Sareee vs 石川奈青の初シングルが実現。 【写真】試合後、石川は泣きながら言葉を紡ぎ出す 本来、王者のSareeeと挑戦者・高橋奈七永の「マリーゴールド・ワールド王座」タイトルマッチが実施される予定だった。しかし、11月2日札幌大会にて、奈七永はSareeeの裏投げで首を負傷し、欠場。奈七永の思いを背負い、タッグパートナーである石川がSareeeに挑んだ。
石川は奈七永がセコンドで見守るなか、目に涙を浮かべながらリングイン。 ゴングが鳴るとSareeeが走り込み、石川にドロップキックを見舞う。Sareeeの勢い止まらず、ブレーンバスターや鎌固めで石川を攻める。 奈七永の「石川ー!!」の声援に、石川はクロスボディで反撃。石川はコーナーに登るSareeeを引きずり下ろし、トップロープから場外のSareeeにダイブ。リング内では「タチアガール」で丸め込むもカウント2。 Sareeeは強烈なボディエルボーを見舞い、ダイビングフットスタンプで石川を追い詰めるも、カウント2で石川の身体を起こす。最後はセコンドの奈七永を指さすと、石川を裏投げ。体固めで3カウントをとり、試合終了。 Sareeeはマイクで「石川、お前さ、威勢だけは良いじゃん。”威勢だけは” な。お前じゃまだまだ、奈七永の代わりなんて務まるわけねーだろ。現実見たか?お前頑張れよ、もっとよぉ。出直してこい、帰れ」と一蹴。 セコンドの奈七永に向かい、「奈七永、見てたよな?今の試合。これがSareeeの闘いだよ。大丈夫か?体調は」と皮肉を交え、12月13日新宿FACE大会に延期となったタイトルマッチに向けて火花を散らした。 試合後バックステージにて、Sareeeは「高橋奈七永の欠場によってタイトル戦がスライドとなり、石川奈青とシングルマッチ。まあ威勢は良いですよね。でも、まだまだそれだけ。これからの石川奈青に期待したいなと私は思いますよ。今日こうやってメイン張ったんだから、奈七永の代わりに。石川奈青にとってプラスの経験になったと思う。”今までと同じじゃ済まないぞ” って、本人が一番わかっているんじゃないですか」とコメント。 石川は「こんな2度とないチャンスを与えてくださって…。でも、自分の力じゃ全然何もできないって思い知らされて、本当に悔しい。今までずっと勝てなくて、”プロレス自分は向いてないのかな” とマイナスなことばかり考えたこともあったんですけど、今日試合をして、こんなにボコボコにされて、何もできなかったけど、すごいすごい楽しくて。”生きてるな” って、”プロレス楽しいな” って、感じられて、すごい楽しかったです。」とコメント。 敗北し泣きながら「楽しかった」と話す石川の姿に、SNSでSareeeは「なんてやつだ、、、」と驚きの声。石川の隠れたポテンシャルを見た。