【G-SHOCK40周年!】売れ筋モデルランキング<前編>
ウオッチライフニュースの兄弟メディアにあたるカジュアルウオッチ専門誌“タイムギア”で、恒例企画として実施している“売れ筋時計ランキング”。購入しやすい価格帯のエントリーモデルから本格機械式モデルまで高品質な時計をラインナップし、国内はもちろん海外でも人気を集める国産4大メーカー。今回は2023年に誕生40周年イヤーを迎え、アニバーサリーモデルの発表や、新サービスの提供など、話題が尽きないカシオの“G-SHOCK(ジーショック)”にピックアップし、前・後編に分けて直近における売れ筋モデルを紹介する。 【G-SHOCK売れ筋モデル第1位の詳細をチェック!】
【第1位】 5000シリーズ/Ref.GMW-B5000D-1JF
発売以来不動の人気を誇るフルメタルG-SHOCKの5000シリーズが堂々の第1位に輝いた。もはや説明するまでもないかもしれないが、改めて特徴と魅力を解説すると、本作はGーSHOCKで初めてのフルメタル仕様で、従来モデルのカジュアルさとは一線を画すスタイリングとなった。鍛造成形のステンレスケースは高級感があり、さらにハイレベルなサテンやポリッシュの加工によってフォルムのソリッドさを際立てて、スーツなどにも合わせやすい締まった印象に仕立てている。まさに大人のためのGーSHOCKなのである。 時計ファンでない人にもよく知られているスクエアデザインは安定した人気があり、フルメタルだとその完成度がより引き立つ。初代モデルから継承しているスクエアケースを採用しつつ、ファインレジン製の緩衝材を挟み込むことで、フルメタル外装でも耐衝撃構造を実現している点にカシオの技術力が光る。機能的にも標準電波に対応するマルチバンド6やタフソーラー、Bluetooth通信によるスマートフォンリンクなどを備えており、実用性は申し分ない。
腕に装着したときの輝きはひとしおで、高級感はいままでの樹脂外装モデルとはレベルが違う。ベゼルやケースサイドのヘアライン処理も細やかで美しい。金属素材だけにそれなりの重さはあるが、そのずっしりした感触がむしろ心地良く感じられる。