【2025年が始動】仕事始めでJR九州社長「安全を最優先」福ビル跡地・市民ホール・空港…福岡の街も変わる
FBS福岡放送
官公庁や企業の多くは6日が「仕事始め」で、2025年が本格的にスタートしました。福岡のオフィス街には、年末年始の休みを終え通勤する人たちの姿が戻りました。
6日朝、福岡市・天神では小雨が降るなか、会社員たちが足早に職場に向かっていました。 ■会社員 「うちは娘たちが里帰りしたので、孫と一緒にゆったりした感じ。」 「本当はもうちょっと家で過ごしたいところなのですが、もう奮い立たせて、音楽をガンガンに聴いて出社します。」
官公庁も6日が仕事始めでした。ことし3月の福岡県知事選挙への出馬を表明している服部知事は、県政のテーマとして「躍(やく)」の一文字を掲げました。 ■福岡県・服部知事 「課題から逃げることなく真正面から取り組み、これを乗り越え、私たちのふるさと福岡県をさらなる高みへ飛躍させてまいりましょう。」
北九州市の仕事始め式では、へび年生まれの職員が抱負を述べました。 ■北九州市生涯学習課・「年男」荒川眞さん 「ヘビが脱皮を繰り返し、成長・進化するように、社会人2年目となることし、様々なことに挑戦し、成長していきたいと考えています。」 ことしの干支「ヘビ」は、脱皮を繰り返すことから、再生や変化、成長の象徴といわれます。
“再生”を目指すのが、クイーンビートルの浸水隠ぺい問題をきっかけに、2024年12月に日韓航路からの撤退を発表したJR九州です。年頭のあいさつで古宮洋二社長はまず、次のように呼びかけました。 ■JR九州・古宮洋二社長 「安全。JR九州グループにおいて、最も優先されるべきこと。ことしはその安全をグループ全社員がもう一度ゼロから考えていくと信じたい。」 グループ全体で安全への意識を見直し、新たな一歩を踏み出したいと語りました。