定数27人の沖縄県渡名喜村の職員 来年度には14人に 県は職員の派遣を検討
職員の退職などに伴い、渡名喜村では新年度から、役場職員がおよそ半分にまで減少する可能性があることがわかりました。県は職員を派遣する準備を進めています。 渡名喜村によりますと、職員は7日現在、定数27人のうち21人で、退職予定者を含めると、新年度までに定数のおよそ半分、14人まで減少する見込みです。 マンパワーが不足した役場では、窓口業務や予防接種事業など生活に直結したものはすでに1人の職員が兼任で対応しているため、一括交付金を利用した新たな事業などには十分な人員が割けず、優先順位の高い事業のみに絞らざるを得ない状況だということです。 これを受け県は、「職員の採用が決まらず人手不足に陥っている事例は、知る限り聞いたことがない」と話していて新年度には1人の職員を派遣できるよう準備を進めています。
琉球放送