「スペインおめでとう」「我々は敗退に値しない」36歳ナーゲルスマン監督が嘆き&惜別「トニはドイツ史上最も…」【EURO】
「全員が全てを出し切った。痛恨の極みだ」
現地時間7月5日に開催されたEURO2024の準々決勝で、ユリアン・ナーゲルスマン監督が率いる開催国のドイツは、スペインとシュツットガルトで対戦。延長戦までもつれ込んだ末に1-2で敗れた。 【PHOTO】華やかで可憐なスタジアムの華!EUROで躍動する名手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介! サポーターの大声援を受けるホームチームは、51分にダニ・オルモに先制点を許すも、土壇場の89分にフローリアン・ヴィルツが同点弾を叩き込む。しかし、勝ち越し点は奪えずにいると、119分にミケル・メリーノに痛恨の決勝点を浴びた。 大会公式サイトによれば、ナーゲルスマン監督は試合後、「スペイン、準決勝進出おめでとう」とまずは一枚上手だった相手を祝福。そのうえで、激闘をこう振り返った。 「前半はかなりオープンだった。後半は我々の方が良かったね。60分以降は明らかに私たちの方が上で、同点ゴールは当然の結果だ。ただ、最後のチャンスで勝ち越しを許してしまった。残念ながら、ウイングに十分なプレッシャーをかけられなかった。 選手たちには『君たちは大会を去るに値しない』と伝えた。家族と離れて戦っているが、誰ひとりとして去りたくはなかった。この6週間の最初からグループ内はとても良い雰囲気だった。先発した選手もベンチにいた選手も、全員が試合に勝つために全てを出し切った。痛恨の極みだ」 36歳の指揮官はまた、このスペイン戦が引退試合となったトニ・クロースに言及。「トニのキャリアを評価せずにはいられない」と2歳下のマエストロに惜しみない賛辞を寄せた。 「ドイツ人選手としては異例だろう。ドイツ史上最もビッグな選手の1人で間違いない。彼の成功については誰もが知っているが、性格はあまり知られていない。彼は個人的に非常に困難な瞬間にチームに語りかけた。常に自分自身をこのグループの一員だと考えていたんだ」 自国で欧州制覇を果たし、クロースの花道を作る夢は叶わなかった。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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