【陸上】前年覇者の坂井隆一郎、男子100mトップで決勝進出「他の選手寄せ付けない走り」誓う
<陸上:日本選手権>◇29日◇第3日◇新潟・デンカビッグスワンスタジアム◇男子100メートル準決勝 男子100メートルでは昨年覇者の坂井隆一郎(26)が、予選を10秒18(向かい風0・4メートル)、準決勝を全体トップの10秒11(向かい風0・1メートル)で通過して決勝に進んだ。 持ち味のスタートを生かした走りを披露。今季は腸腰筋炎症の影響でシーズンインが5月まで遅れたが「体の状態は今一番いい」。パリ五輪に向けて「出場したいという気持ちと同時に、活躍したいという気持ちが出てきている。自分の走りができれば、全然見えてくる」と自信を漂わせた。連覇がかかる決勝では「スタートを決めて、ほかの選手を寄せ付けない走り」を誓った。