インテル主将ラウタロ、”過去最悪”の不調でも勝利への献身誓う「僕はチームのために働く」
インテルに所属するアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが6日に行われるスーペルコッパ・イタリアーナ(スーパー杯)決勝のミラン戦向けた会見に出席し、得点不足となっている自身の不調と大舞台に向けた意気込みを語った。5日、イタリアメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。 【ハイライト動画】インテル vs アタランタ 現在27歳のラウタロは、2018年にインテルに加入。2019年からは毎年公式戦で20ゴール近く記録し、名実ともに“エース”兼“主将”としてチームを牽引している。昨季3年ぶりにセリエA制覇を成し遂げたクラブは、連覇を目指し、今季も優勝争いを繰り広げているものの、ラウタロ自身はここまで公式戦で7ゴールのみ。直近10試合で1ゴールのみにとどまっている。 この状況で今季2度目の“ミラノダービー”に臨むラウタロは「不調な時期は何度か経験したけど、今回が最悪かもしれない」と、深刻な不調に陥っていることを明かした。一方で「調子は少しずつ戻ってきていると感じているし、僕の他にゴールを決めている選手がいる。僕はチームのために働くし、たとえゴールを決められなくても僕は平気だ。インテルは常に勝たなければならないし、それだけが重要なことだ」と、自身の不調よりもインテルの優勝が大切だと強調。主将としての責任感を感じさせた。 また、インテルの今季リーグ戦の敗戦数はたった『1』だが、その1敗はミランに敗れた試合である。今季2度目の“ミラノダービー”について主将ラウタロは「僕たちは順調に進んでいると思う。だけど、リーグ戦で僕たちに勝ったチームはミランだけだ。今回の決勝はとてもいい試合になるね」と、“最大のライバル”とのスーペルコッパ・イタリアーナ決勝が白熱した好ゲームになることを予感させた。 昨年もスーペルコッパ・イタリアーナを制覇したインテル。絶対的エースである主将ラウタロ・マルティネスはインテルに勝利をもたらすことができるのだろうか。注目の一戦は日本時間1月7日4:00キックオフとなる。
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