森且行、3年間の密着取材によるドキュメンタリー映画公開。タイトルの“約束”に込められた意味
◆挑戦したいことがたくさんある 穂坂監督は映画について「タイトルの『約束』にはいろいろな意味が込められています。当時SMAPのメンバーと交わした“アイドルを辞めて、オートレースで日本一を獲る”約束、応援してくれるファンの方との“怪我から復帰する”約束、そして森さんの自分自身に対する“再び日本一を目指す”という約束。ありのままの姿を、ここまでよくさらけ出してもらったなと思っています。(特に)復帰するまでは辛かったはず。それでも、カメラの向こうにいるファンの皆さんに、自分の姿を届けたいという気持ちで臨んでくれました」と、作品への熱い思いを話す。 森さんは、「オートレーサーに転身してから28年、まだまだ挑戦したいことがたくさんあります。僕が闘う理由をこの映画を通して感じていただけたら」とコメントを残した。 先日(10月30日~11月4日にかけて)行われた日本選手権では、惜しくも準決勝進出ならず、悔しい思いをした森さん。「SG(オートレースの最高ランク)にずっといられるように、そして優勝を目指します」と会場でも宣言。オートレースは年齢の上限がない世界、今後の活躍に目が離せない。
「婦人公論.jp」編集部
【関連記事】
- 森且行「夢だったオートレーサーに。日本一になった喜びも束の間、レース中に落車。手術4回の大ケガから、奇跡の復活を遂げるまで」
- 森且行「オートレーサーを目指した理由。SMAPの5人と出会えたから今の僕がある」
- おかえりなさい!レーサー森且行選手、事故からリハビリを経て復帰、優勝に導いたメンバーの声援とSMAP色のヘルメット
- ロッチ・コカド 銭湯に行ったまま今も戻らない父。その分、母と姉から目一杯甘やかされて…「中岡くんから言われるまで自分を可哀想な境遇と思ったこともなかった」
- 井上あずみ「40周年記念コンサート開演直前に脳出血で倒れて。緊急手術から1年が経ち、家族と一緒にリハビリ中。病気の前より夫婦仲は深まって」