「パパ活」はいいことばかりじゃない…“スクールカースト一軍女子”演じた話題の19歳「危険性感じた」
SNSでの承認欲求
――役作りの上で、「パパ活」についてどのようなことを調べたのですか。 パパ活の基本的な情報やされている方の傾向について調べました。「未成年がパパ活をする際にアプリなどで年齢を詐称すると有罪であること」や「どんな人がパパ活をする傾向にあるのか」など、主にネットを使って調べたのですが、役作りの上で参考になる部分も多々ありました。 ――実際のパパ活では、どのくらいの収入があるのでしょうか。 お小遣い稼ぎ程度にやっている子や、パパ活だけで生活している人もいて、月に数百万円ももらっている方もいると聞きました。リナの場合は、ご飯を食べに行ったりカラオケに行ったりして、お小遣い程度のお金をもらっているので前者ですね。 ――実際に、パパ活をする役を演じてみてどうでしたか。 難しかったです。演じてみて、何をするにしても簡単なことではないし、辛いことや大変なことも多いと感じました。話の中でもリナも危ない目に巻き込まれてしまうので、その危険性も感じました。(パパ活は)そんなにいいことばかりじゃないんだよ、ということが伝わったらいいなと思って演じていました。 ――SNSでの承認欲求についてどう思いますか? 私自身、SNSの投稿はあまり得意ではないタイプです。自分としてはSNSで承認されることよりも、自分を応援して下さる方や、周りの大切な人たちに認めてもらうことが大事だと思っています。 ――主演の山田涼介さんの印象はいかがですか。 本当に明るくて柔らかい雰囲気をお持ちで、皆さんのイメージそのままの山田さんという感じです。すごくお忙しくて、ご本人が一番大変なはずなのに、生徒の私たちにも「疲れてない?」って声をかけてくださったりして、ずっと温かく見守ってくださっています。 ――山田さんとの撮影での思い出に残るエピソードはありますか。 第5話のシーンで、山田さん演じる加賀美先生が私のバイト先に乗り込んでくるシーンがあるんです。その時のシーンで、私は最初、タブレットを持ったまま演じていました。でも、山田さんが「タブレットを持ちながらだとやりづらくない?」って声をかけてくださって、実際に山田さんがタブレットを奪い返すようなお芝居を入れてくださったことで、私も自由に動けるようになりました。山田さんは「楽しく伸び伸び、自由にやっていいんだよ」と言ってくださって、本当の先生みたいに温かくて素敵な方だと感じました。