【みやこS】前走重賞組よりOP組が活躍傾向 好相性レースから参戦のアウトレンジを高評価
ラジオ日本賞組の好走率を重視
みやこSのデータをまとめてみよう。 【好走率アップ】 A「4歳馬」 B「前走がOP(リステッド除く)」 C「前走2、3着馬」 D「前走1番人気」 【勝率ダウン】 E「美浦所属馬」 【勝ち馬なし】 F「8歳馬」 G「前走馬体重480kg以下」 【連対馬なし】 H「7歳馬」 I「牝馬」 4つあるプラスデータ(ABCD)のうち、最多となる3つに該当するのが、アウトレンジ(ABD)、オメガギネス(ACD)、ロードアヴニール(ABC)の3頭。このうち、オメガギネスはマイナスデータ(E)を持つので、ひとまず横に置いておく。 残った2頭のどちらを本命とするか。ともに好走率の高い前走O組ということで、それぞれレースを見比べる。ロードアヴニールの大阪スポーツ杯はサンプルこそないが、【3-2-0-8】と優秀な前走レースである太秦Sの条件や開催時期を引き継ぐ形で今年は施行された。それを踏まえれば一定の評価は必要だ。 だが、アウトレンジが該当するラジオ日本賞組は【1-1-2-1】、全5頭中、4頭が馬券絡んでおり、実績面で太秦Sのさらに上をいく。加えて、同馬は10年で7勝をあげる「前走1番人気」の好データを持つ点も高評価できることから、◎アウトレンジ、◯ロードアヴニールの順としたい。 さて、オメガギネスの扱いをどうするか。E「美浦所属馬」は勝率の低いマイナスデータだが、連対率で比較すると美浦12.5%、栗東13.8%で大差ない。よって相手候補としては問題ないと判断し、3番手にする。 今回、プラスデータを2つ持っている馬はいない。1つしか持たない馬はさすがに強調材料を欠くということで、この3頭に絞ることにする。 ◎アウトレンジ ◯ロードアヴニール ▲オメガギネス 《ライタープロフィール》 門田 光生(かどた みつお) 競馬専門紙「競馬ニホン」で調教班として20年以上在籍。本社予想などを担当し、編集部チーフも兼任。現在、サンケイスポーツにて園田・姫路競馬を中心に予想・記事を執筆中。 イベント出演で園田競馬場に来ていた森脇健司さんを、少しの時間だけ、控室で姿を見ることができました。いつもテレビで見ているテンションで、本番直前に気合を入れている姿を見て、何だかすごく勇気をもらった気がします。その後の馬券に全く反映できなかったのは、私の力不足ですね。トホホ。
門田光生