「CL出場の20歳、ゴール量産中“あのMF”も」森保ジャパンじつはこんなにいた“招集外の有力選手”…森保監督「色々な意見があって当然かなと」
CL出場の20歳や、オランダで活躍する“あの選手”も
DFではシュツットガルトのチェイス・アンリが、出場機会を増やしている。20歳ながら最終ラインの複数ポジションに適応し、チャンピオンズリーグのピッチにも立っている。招集に値するパフォーマンスを見せていると言っていい。 渡辺剛も結果を積み上げている。ベルギー1部のヘントで、CBのポジションをガッチリと確保している。今夏にチームメイトとなった伊藤敦樹も、主戦場のセントラルMFで試合出場を重ねている。チームは白星先行の6位だ。 今夏にヨーロッパへ渡った選手では、毎熊晟矢がAZアルクマールで立場を築きつつある。エールディビジとヨーロッパリーグで、右SBのポジションをつかんでいるのだ。 自身初の国際大会となった2024年初頭のアジアカップでは、堂安律や久保建英とスムーズに連係した。3-4-2-1のウイングバックにも適応できる。右ウイングバックでは堂安が起用され、菅原由勢や橋岡大樹も控えているが、毎熊も招集したい選手である。 同じく今夏にイングランド2部のブリストル・シティへ加入した平河悠は、このところスタメン出場の機会を増やしている。11月2日のリーグ戦では自身リーグ2点目に加えてアシストもマークし、チームの勝利に貢献した。 彼が主戦場とする左サイドは、三笘薫、前田大然、中村敬斗、長友佑都らの起用が見込まれる。候補者は多いが、平河は右サイドにも適応する。ウイングにもインサイドハーフにも置くことができる。縦への突破力とともに、そのユーティリティ性は魅力だ。
「ポルトガル5年目」藤本寛也はゴール量産中
数年にわたって実績を積み上げてきた選手もいる。ポルトガル1部ジル・ヴィセンテの藤本寛也だ。 20-21シーズンに東京ヴェルディから期限付き移籍すると、完全移籍を勝ち取って主力に定着している。今シーズンは11月2日までにリーグ戦10試合に出場し、5ゴールをマークしている。システムに応じて中盤の複数ポジションでプレーできる彼が、日本代表のなかでどのような化学反応を見せるのかは興味深い。 上田を欠く前線では、序列2番目の小川航基、およそ1年ぶりの招集となる古橋亨梧、10月に続いてピックアップされた大橋祐紀が1トップの候補となる。その3人の後方には、町野修斗がいるはずだ。 自身初挑戦のブンデスリーガ1部で、ここまで4ゴールは悪くないシーズン序盤だろう。小川はオランダ1部で4ゴール、大橋はイングランド2部で4ゴールだから、数字では見劣りしていない。メンバー発表前最後の試合で出場機会がなかったことが、選考に影響を及ぼしたのだろうか。
【関連記事】
- 【写真で見る】「CL出場の20歳、ゴール量産中“あのMF”も」じつはこんなにいた“招集外の有力選手”…「わ、若い!」髪サラサラな長谷部誠など日本代表レア写真も一気に見る(全75枚)
- 【あわせて読みたい】「W杯に出られなかった経験を…」“日本代表から消えたFW”がドイツで5ゴール、町野修斗が語る“企業秘密”の強み「日本のために蹴れるなら」
- 【NEW】「追加招集から1時間で出発(笑)」柏レイソル・関根大輝が代表経験で持ち帰ったもの…プロ入り、五輪、代表招集、残留争い「急成長の理由」を語る
- 【名作】「記事に出されそう…」シャイな三笘薫26歳が“初めて”クリア夫人について語った日…約8分間のインタビューで三笘は4回も現地記者を笑わせた
- 【消えた天才】市船史上最高のストライカーは、なぜ2年でジェフを戦力外になった?「Jリーガーがチヤホヤされる時代、誘惑も多かった」