50代 魅力的な人に見える「肌」って?大人のベースメイクの作り方
今、大人が目ざしたいのは、「美しい肌」ではなく「魅力的な人に見える肌」。そのためには、自分の肌をよく知り、理想を求めすぎないことが大事。ヘア&メイクアップアーティストの岡田知子さんに聞いた。 【写真】50代を素敵に見せる「メイクアップ」
“1日の時間割”が透けて見える肌がその人自身をしなやかに見せる
「エクラ世代になるとシミ、シワ、たるみなどが気になり、肌をしっかりカバーしたくなったり、ツヤを盛ったりしたくなるもの。しかし、残念ながらやりすぎてしまうと、無理して若見えをねらったように見えかねません。 大人の肌はメイクにかける時間を感じさせるより、人それぞれの個性あふれる大切な時間を感じさせるのがいいのかな?と思います。例えば、家族のためにお弁当を作ったり、自分の趣味や仕事の時間に情熱を注いだり、たっぷり睡眠時間をとったり……。そんなオリジナルな時間の中で、自分のエイジングと向き合い、ちゃんと受け入れることで、より輝いている。 大人のベースメイクは無理にカバーしたり飾り立てたりせず、少しだけ“欠点”が透けていても気にしないほうがしなやか。その人自身が素敵に見えるのです」(ヘア&メイクアップアーティスト 岡田知子さん)
ジャケット¥25,300・タンクトップ¥6,600(ともにステートオブマインド)・パンツ¥27,500(アッパーハイツ)/以上ゲストリスト イヤリング(片耳)¥176,000/イセタンサローネ東京(カラットアー) ネックレス¥19,800・リング(上)¥9,900/エデン デザイン(イオ) リング(下)¥15,400/ジュエッテ 撮影/嶌原佑矢(UM) ヘア&メイク/岡田知子(TRON) スタイリスト/大谷玲奈 モデル/樹神 取材・原文/小田ユイコ ※エクラ2024年10月号掲載