ド軍とT・ヘルナンデスの再契約が不成立なら新たな獲得候補はオリオールズ強打者か? 「自分がド軍と契約できると考えているのでは?」と米メディア
ロサンゼルス・ドジャースとテオスカー・ヘルナンデスの契約交渉は、金額面で折り合わず難航していると、米スポーツサイト『The Sporting News』が現地26日に報じた。 【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! 愛犬デコピンも登場 同メディアによると、公式サイト『MLB.com』のマーク・フェインサイド記者は、「ヘルナンデスは年俸2200万(約34億円)~2400万ドル(約37億円)を求めているが、ドジャースは現時点ではこの要求に応じる意思を示していない」と伝えている。 ヘルナンデスがチームを離れても、ドジャースはすでにマイケル・コンフォートと1年契約を結んでいるため、必ずしも別のコーナー外野手を補強する必要ない。しかし、ドジャースは常勝チームであり、より魅力的なフリーエージェントが適正価格であれば、獲得に動く可能性は十分にある。 MLBアナリストのジム・ライリー氏は、ドジャースがボルティモア・オリオールズのオールスター右翼手、アンソニー・サンタンデアーを獲得すると予想している。サンタンデアーは2024年にキャリアハイの44本塁打を記録するなど、長打力が魅力の選手だ。 ライリー氏はサンタンデアーがまだ契約を結んでいない理由について、「ヘルナンデスとドジャースの交渉がまとまらなければ、自分がドジャースと契約できると考えているのではないか。そして、ドジャースからより高額な年俸と長期契約を引き出せるだろう」と分析した。 30 歳のサンタンデアーは、2024年に本塁打44、打点102、長打率.506を記録するなど、オリオールズで素晴らしいシーズンを送った。彼はスイッチヒッターでもあるため、ドジャースが外野陣の柔軟性を高めることができる。 スポーツメディア『The Athletic』はサンタデアーの契約額を 1 億 500 万ドル(約164億円)と予想しているが、その金額を支払う意思のあるチームはまだいない。もしサンタンデアーの契約金がヘルナンデスの要求額を下回れば、ドジャースが彼を獲得し、コスト削減を図ることができる。 はたして、サンタンデアーは今オフ、ドジャースとの契約に漕ぎつけることができるだろうか? 構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】
- 「MLB入りを目指す日本のスラッガーが…」ヤクルト村上宗隆のドジャースキャップ姿に現地メディア注目「大きなヒント?」ファンも騒然
- 「西海岸に上陸しなければショックだ」動向注目の佐々木朗希、やはりドジャースorパドレスが有力か。米記者が報道「エースへの道筋を明確にしている」
- ドジャースがブルペン強化で元クローザーを呼び戻す?「500セーブ達成間近」のオールスター救援投手と再契約か?
- バーンズの“メガディール”は年明けに持ち越しか「ボラス代理人は8年2億4500万ドルを模索している」古巣オリオールズメディアが指摘「どこが最高額を準備するのか」
- 「選手の価格高騰が、間接的にエンジェルスに利益をもたらす」エ軍メディアが新戦力候補に挙げたのは“倹約を目指すチームの先発投手”