朝からラーメンはいかが? じわじわ広がる「朝ラー」の魅力 「仕事前にしっかり食べるとがんばれる」女性客にも人気
■朝からラーメン、略して「朝ラー」 もともとは静岡県や福島県に根付いた文化ですが、広島でも朝からラーメンを提供する店が徐々に増えています。 【写真を見る】朝からラーメンはいかが? じわじわ広がる「朝ラー」の魅力 「仕事前にしっかり食べるとがんばれる」女性客にも人気 広島市中区あるラーメン店「ゆ希」は、朝6時半から営業しています。 ゆ希 店主 道方利菜 さん ― 朝、営業するようになったきっかけは? 「広島に朝から食べられるラーメン屋がなかったので。(仕事前の)現場の人だったり夜勤開けの人が多いです」 ― 曜日によって客層は変わりますか? 「週末は家族連れで子どもも来られます」 佐藤勇希 記者 「時刻は朝の6時半です。では『朝ラー』いただきます。シンプルな豚骨醤油ラーメンなんですけども、あっさりすっきりしていて、朝にぴったりの味です」 お客さん 「夜勤終わりですね」 ― お仕事は? 「車の製造です」 「職場にラーメン好きな人がいて、そのまま仕事終わりによく食べます」 ■夜勤明けにも出勤前にも 女性にも人気の「朝ラー」 広島市中区の繁華街 中新地通りにあるラーメン店「チキンヌードル」でも、「朝ラー」を楽しむことができます。 チキンヌードル 店主 西竜輝 さん 「夜中から営業してるんですけど、どうせならお昼のお客さんまで食べていただきたいと思い、朝も営業してます。一番混むのはやっぱり朝方ですね、夜中よりも朝方の方が混みます。サラリーマンの方とか夜勤明けの方とかが中心です」 お客さんたち 「(職場周辺で)朝方でやってるところがここしかないので、流川の胃袋を支えているのはこのお店です」 「お仕事前です」 ― 朝にがっつり食べたらお仕事がんばれる? 「がんばれますよ(笑) しっかり食べるとしっかり動けるかなという感じです」 夜勤で汗を流した人も、これから仕事をがんばる人も、しっかりとエネルギーをチャージできる朝ラー。広島にも根付きつつあります。 ■「朝ラー」はなぜ生まれた?二大スポットのルーツを探ると… もともと、朝ラーは静岡県藤枝市と福島県喜多方市に根付いている文化です。