湯川浩司が2コース差しで今年4回目の優勝/ボートレース福岡
ボートレース福岡の「東京・大阪・福岡三都市対抗戦 福岡J・アンクラス杯」は8日に最終日を迎え、12Rで優勝戦が行われた。 展示では123カド456だったが、本番では5号艇の福田宗平がピット離れで遅れて6コースに。進入は123カド465の並びになった。スリットではコンマ15のスタートを決めたイン渡辺浩司が先マイ態勢に入るも、2コース湯川浩司の差しが渡辺を捕らえる。バックストレッチは両者が競り合いになり、続く2Mは内有利に湯川が先取り。差し返そうとした渡辺は舟が浮いてしまい、ここで勝負が決した。 3番手は三角哲男と杉山貴博で接戦となるも、3周1Mで杉山が三角を振り切って2連単2-1は820円(4番人気)、3連単2-1-4は2,820円(11番人気)で確定した。 湯川は13年8月以来、通算3回目の当地制覇。今年は5月の住之江以来4回目の優勝となった。「渡辺君も良い足をしていたので差し切るのは難しいかと思ったけど、今日は自分も仕上がっていましたね」と振り返り、パワー勝ちを強調。前節の下関で45歳の節目を迎え、マスターズ世代になってから初優勝を飾った。
マクール