アロンソ「2025年にはペースを上げる必要がある」ニューウェイとホンダ加入で明るい展望も現状のアストンマーティンに不満
フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は、昨年は数回の表彰台を獲得したものの、その後は進展が停滞しているチームに対して、来年はパフォーマンスを向上させる必要があると強調した。 オーナーのローレンス・ストロールが、レッドブルから天才エイドリアン・ニューウェイを2025年初めからチームに引き入れることに成功したが、ニューウェイが手掛ける最初のアストンマーティンのクルマは2026年の新レギュレーション対応車両となる予定だ。 アロンソは「アストンマーティンの全員にとって、2026年は頭の中にある。しかし、今の我々のパフォーマンスは十分ではない。2025年までにペースを変える必要がある」と述べ、F1シンガポールGPでは午前2時までパソコンと向き合い「答えを見つけようとこれまで以上に作業量を増やしている」と現在の課題に対処するために全力を注いでいると強調した。 アストンマーティンのチーム代表マイク・クラックは、次戦のアメリカGPで2024年向けの重要なアップデートを導入すると発表したが、現時点での「アップデートは期待通りの効果を発揮してない」と認め、「他チームがより速く進化している」ことを認めた。 アロンソは「全力を尽くしているが、トラック上で奇跡を起こすことはできない。今後の開発にはファクトリーの協力が必要だ」と、チーム全体での取り組みを強調し、さらなる改善を求めている。 2026年からはニューウェイだけではなくホンダと組むことが決まっており、レギュレーションが変わるとはいえ、モチベーションも含めて2025年が重要な年になることは間違いない。
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