能登半島地震の被災者をモータースポーツで元気に! ラリージャパン、大会無料招待とラリー教室開催を発表
ラリージャパン2024実行委員会は8月30日、能登半島地震の被災者を応援する特別企画として、11月21~24日に愛知県豊田市を中心に開催されるWRC世界ラリー選手権第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2024』への無料招待、ならびに石川県志賀町の中学校にて“ラリー教室”を開催すると発表した。 【写真】ラリー教室で展示される、ラリージャパン2023参戦車両(GRヤリスJP4ラリー2) この応援企画は、2024年1月1日に発生した能登半島地震で被災され、現在も復興途上のなか厳しい環境での生活を余儀なくされている方々をモータースポーツの醍醐味を味わっていただくことで元気づけ、復旧・復興に向けた機運の高揚を図ることを目的に計画されたもの。 この中では、石川県在住の合計1000名をラリージャパン2024のスペシャルステージ(SS=競技区間)に無料招待するとともに、元日の震災で最大震度7を観測した、志賀町の町立富来中学校において在校生64名と富来小学校の生徒75名を対象に、ラリー教室が実施されることが決まった。 9月13日金曜に開催される特別教室では、WRCドライバー勝田貴元の父でありJRC全日本ラリー選手権で通算9回チャンピオンに輝いた、ラリードライバーの勝田範彦によるラリー講義やラリーカーのデモンストレーション走行が行われる。また、勝田が2023年のラリージャパンでドライブしたトヨタGRヤリスJP4ラリー2も展示される予定だ。 ラリージャパン2024への無料招待は、競技初日となる11月21日木曜のSS1をはじめ、23日土曜のSS16、24日日曜のSS20の中から観戦チケットを選択することが可能。観戦エリアはいずれも豊田スタジアムSSS カテゴリー4(1階指定席バック側)だ。 同招待チケットの申込期限は10月1日火曜23時59分まで。申込方法など、詳しくはラリージャパン公式サイト(https://rally-japan.jp/news/latest-information/ishikawa-ouen/)を確認してほしい。 [オートスポーツweb 2024年08月30日]