今季一番の寒さも… スキー場は〝冷え込み不足〟に困惑 「やきもきしかしない…」【長野】
8日朝の県内は、各地で、今シーズン最も寒い朝となり、初霜と初氷が観測されました。 一方、スキー場は冷え込み不足に困惑しています。 山の上は、すっかり冬景色。北アルプスは雪化粧していました。 ところが、山は山でも… ■横手山リゾート・堀米光男 執行役員 「細かい氷の粒が作れないということで、今とめました」 山ノ内町にある「横手山・渋峠スキー場」。冷え込み不足で降雪機を思うように使えず、9日予定していたオープンを延期しました。 ■横手山リゾート・堀米光男 執行役員 「基本的には0℃以下にならないと、いい雪が作れないという機械」 天然の雪が5センチほど積もっていますが、平年であれば1か月早く、この光景は広がっているといいます。 ■横手山リゾート・堀米光男 執行役員 「天然の雪を期待するのは厳しいので、出来るだけ気温が下がって降雪機が稼働出来るのが、今一番大事」 長野地方気象台は8日、初霜と初氷を観測したと発表しました。 朝の県内は、30ある観測地点のうち16地点で氷点下、26地点で今シーズン最低気温を記録。通勤・通学する人たちは冬の装いに様変わりしました。 しかし、7日発表された気象庁の早期天候情報では、来週中ごろから、この時期としては10年に1度レベルの高い気温となる見込みです。 ■横手山リゾート・堀米光男 執行役員 「やきもきしかしないが、今出来る準備・仕事を十二分に行うだけ」 「横手山・渋峠スキー場」は16日のオープンを目指しています。