御城印合戦に和歌山、島原など各地から50種集合 福知山で武将隊演武や光秀の講演も
京都府福知山市と近隣を中心とした市町から約50種類の御城印が集まる「御城印合戦in福知山」が8日午前10時から午後5時まで、駅前町の市民交流プラザ3階で開かれる。御城印や各地域のグッズ販売のほか、武将隊の演舞、明智光秀についての講演など盛りだくさんの内容で催される。御城印合戦事務局主催。入場無料。 「信長の野望」長野剛さんの光秀イラストで福知山城の御城印 綾部、与謝野、南丹、長岡京などの府内市町や、兵庫県の丹波、朝来両市をはじめ、滋賀県長浜市、和歌山市、姉妹都市・長崎県島原市などからも参加があり、12ブースが並ぶ。1585年(天正13年)から築城され、後に徳川家康の10男・頼宣が改築した和歌山城、今年で築城400年となり、福知山城主の松平忠房がお国替えで入城した島原城、地元福知山の福知山城(福智山城)や猪崎城などの御城印を用意し、イベント限定のデザインもある。 島根県松江市出身で、松江城の御城印、姫路城や彦根城のグッズ文字などを手掛ける「路上詩人こーた氏」が、福知山城とその前身、横山城の御城印を直書きして販売するブースもあり、午前10時から整理券を配布する。
また、乙訓郡大山崎町歴史資料館の福島克彦館長が、午前、午後の2回に分けて講演をする。午前11時からは「明智光秀と由良川領域」、午後1時からは「明智光秀と山崎合戦」がテーマになる。いずれも1時間程度の予定。 午前11時30分から、「京都・長岡京おもてなし武将隊つつじ」による演舞がプラザ前の駅北口公園で披露され、敦賀城主大谷吉継おもてなし武将隊▽双蝶のギョーブ▽福知山城明智衆▽黒井城甲冑隊による「おもてなし」もある。 関連イベントとして7日午前10時から、福知山城をメインにしたまち歩きイベントを実施。福知山城天守閣入場券、限定御城印付きで、参加費2500円。前日までに事前申し込みが必要。福知山駅の福知山観光案内所からスタートする。 詳しい問い合わせは福知山観光協会、電話0773(22)2228へ。 7、8両日に駅北口公園(交流プラザ前)で全国の食が集まるイベントもある。