博物館・美術館を楽しもう!福岡ミュージアムウィーク2024/5月18~26日に福岡市で開催
【福岡市美術館】 福岡市美術館はコレクション展示を観覧無料に。市美術館は主に、江戸時代以前の古美術、20世紀以降の近現代美術を収集し、幅広い年代や地域の作品を楽しめます。 古美術では「東光院のみほとけ」を開催中で、同市博多区の薬王密寺東光院から寄贈された薬師如来座像など仏像17体が並んでいます。暗い室内で仏像に照明を当てる演出により、間近で見ると顔の彫りや陰影がはっきりと伝わります。 近現代美術では、草間弥生さんをはじめ、ダリやミロ、シャガールといった教科書に出てくるような作品も鑑賞できます。 22、23日は1歳半までの子どもと親を対象に「初めてのベビーカーツアー」を開きます。学芸員と一緒に、子どもの目線や反応しやすい色などを考えながら作品をゆっくり楽しみます。25日は美術館の建物をじっくり見る「建築ツアー」を実施。いずれも13日までにメールか往復はがきで申し込みが必要です。
【福岡アジア美術館】 福岡アジア美術館では開館25周年記念のコレクション展「アジアン・ポップ」などが無料で観覧できます。 1980年代頃からアジア各地で制作されたポップアートを紹介する展示。酒やたばこなどの商業広告、映画やプロパガンダのポスターなどが会場に並びます。 25日17時からは、展示作品「ガンボージ色のガッバル」のモチーフとなったインド映画の名作「ショーレー(炎)」について、インドに詳しい映画評論家・バフィー吉川さんが解説します。
【福岡市科学館】 福岡市科学館はチラシを提示した人の入場料を値引きします。大人510円が460円、高校生310円が280円、小中学生200円が180円に。また同館は、矢原徹一館長が全国で見つけた植物の新種を紹介する「新種はっけん!展」(無料)を開催中です。 【福岡市動植物園】 福岡市動植物園では、チラシ持参で入園料が2割引きになります。飼育員が動物の癖や習慣などを解説する「ZOOスポットガイド」なども行います。