スマホの機能使ったGPSアートウォーク 福知山の商店街や路地を歩いて「福」描く
プロのGPSランナー、志水直樹さんによる「GPSアートウォークin福知山」が、京都府福知山市の福知山駅周辺でこのほど開かれ、市内外から15人が参加した。福知山の街並みやおしゃべりを楽しみながら、商店街、路地などを巡り、歩いた軌跡で地図上に「福」の文字を描いた。 GPSアートはスマホのランニングアプリに備わるGPSトラッキング機能(歩いたルートが記録される機能)を使って地図上に文字や絵を描く。ウォーキングなどを楽しく継続できる-と、取り組む人が増えてきているという。 福知山駅北口を出発した一行は志水さんの案内のもと、中ノや末広町、北本町一区などを巡り、90分ほどかけて約6キロの道のりを歩いた。ウォーキング中は参加者同士で何を描いているのかを予想し合ったり、市内在住者が福知山の歴史やグルメを紹介したりするなど、終始にぎやかに進んだ。
ゴールの駅に戻ってくるとスマートフォンの画面を全員で確認。「今年も多くの福が訪れるように」との思いが込められた福知山の「福」の字が完成していて、参加者は画面を見せ合いながら記念撮影していた。 神戸市から参加した女性(72)は「福知山は都会の雰囲気があるかと思えば路地に入るとレトロな建物などが残る風情ある街並みで、歩いていて楽しかったです」と話していた。