WBC王者中谷潤人「意識する存在」対戦希望のIBF王者西田凌佑と相思相愛
プロボクシングWBC世界バンタム級王者中谷潤人(26=M・T)が、IBF世界同級王者西田凌佑(28=六島)との統一戦に前向きな姿勢を示した。17日、都内にあるWOWOWでエキサイトマッチSPの番組収録に参加。10月14日に有明アリーナで6回TKO勝利したペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)との2度目防衛戦の映像をチェックしながら展開を振り返った。 15日に初防衛に成功した西田から「バンタム級で一番強いといわれる中谷選手とやりたい」と統一戦の“”ラブコール”が送られた。もちろん中谷の耳に入っており「やはり意識する存在。統一戦は目標にしている部分。できればと思っている」と前向き。試合展開も想像しながら「サウスポーで背が高いので最初は駆け引きが多くなると思う」などと説明。西田とは「相思相愛」の状況だ。 世界バンタム級は中谷、西田の他、WBA王者は堤聖也(28=角海老宝石)、WBO王者は武居由樹(28=大橋)が就いている。中谷は「前の試合のリング上でも言いましたが、(世界王者の)誰でもいいと思っている」ともともと西田も統一戦の選択肢に入れていた。西田は来年6月を次戦に設定している。中谷は「僕の状況にもよるので(タイミングが)合えば」との姿勢を示していた。 なお中谷が出演するエキサイトマッチSPは25年1月6日午後9時からWOWOWライブで放送される。