11月28日、新潟県内は大気の非常に不安定な状態が続き大雨となっていて、下越と中越では29日昼前にかけ土砂災害に厳重な警戒が必要です。新潟市は西蒲区の536世帯に避難指示を発令しています。 大気の非常に不安定な状態が続き、荒れた天気となっている県内。 新潟市では28日朝、雨風が強まり、傘を差しづらそうにして歩く人の姿が見られました。その後も断続的に雨が降り… 【記者リポート】 「再び強い雨が降ってきました。時折、葉っぱを飛ばすような強い風が吹いています」 【街の人】 「前が見えないくらい雨が降っていた。ザーッと、もうやばかった」 降り続く大雨により、土砂災害の危険度が高まっているとして、県と新潟地方気象台は新潟市・長岡市・弥彦村に土砂災害警戒情報を発表。 新潟市は西蒲区の岩室温泉など合わせて536世帯1236人に避難指示を発令しています。 29日夕方までの24時間に降る雨の量は多い所で下越と中越で80ミリ、上越と佐渡で60ミリと予想され、さらにその先24時間にも上中下越で100ミリの雨が予想されています。 気象台は下越と中越では29日昼前にかけ、土砂災害に厳重に警戒するとともに、30日にかけ、県内全域で土砂災害に十分注意するよう呼びかけています。