センバツ2024 大阪桐蔭・甲子園練習 毎秒感じろ夢舞台 /大阪
18日に開幕する第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)に出場する大阪桐蔭は14日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場での練習に臨んだ。大会に向けて新調したマゼンタピンクのウエアやバッグで聖地に乗り込むと、持ち時間の30分をめいっぱい使い、汗を流した。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 甲子園での練習は新型コロナウイルス感染拡大の影響で実施が見送られており、今回5年ぶりに復活した。昨春のセンバツに出場した選手にとっても初めての経験。宮本真司郎主将(2年)の「行くぞ」の掛け声に「オー!」と応えたメンバーらは、はつらつとした表情でシートノックやキャッチボールに励み、土の感触などを確かめた。 西谷浩一監督は「短い30分だったが、打撃も頑張ってくれて良い練習ができた」と話した。昨年の大会でもプレーした副主将の徳丸快晴外野手(同)は「1秒も無駄にしないようにと話していた。いつもと違う広さや声の響き方に、自然といつもより活気が出た。(初戦に向け)良い入りになった」と声を弾ませた。 大阪桐蔭は大会第5日の22日、北海(北海道)との初戦を迎える。【小坂春乃】