「うっま!」57歳キングカズ、“華麗なダブルプレス突破”で場内騒然! 香川真司&今野泰幸を振り切る「流石の技術」「わりと強めにチャージw」
【松井大輔 引退試合-Le dernier dribble-~STARSEEDS SPECIAL MATCH~】MATSUI FRIENDS 6-12 JAPAN DREAMS(12月15日/ニッパツ三ツ沢球技場) 【映像】キングカズ、香川真司と今野泰幸を振り切った瞬間 松井大輔の引退試合で“キング”が躍動した。57歳にして現役を続けるレジェンド三浦知良が先発出場すると、元日本代表MFの香川真司とマッチアップ。強烈なタックルを受けながらも推進力のある突破でファンを沸かせた。 Jリーグや海外、日本代表、さらにはサッカーとフットサルとの二刀流でも活躍し、2023シーズン限りで引退した松井の引退試合を、キングカズが盛り上げた。 13分だった。MATSUI FRIENDSが自陣右サイドからパスワークで攻め上がると、後ろ向きでトラップしたカズが華麗なターンで前を向いてドリブルを開始。直後、今野泰幸がマークに寄せて来ると、さらに斜め後方からは香川真司が猛然とプレスを仕掛けてきた。元日本代表のダブルチームを受けた三浦だが、落ち着いてマイナスに戻すと、再び右サイドでフリーになって味方からのパスを引き出した。 圧巻はここからだ。執拗なマークを続ける香川をいなして前を向くと、さらに今野を一瞬のキレで振り切ってボックス付近へ。そこから中澤佑二に対してもキープを続け、最後は今野から再び強烈なプレスを受けたもののボールを失わず、サポートに入ってきた酒井高徳へとパス。松井のボックス内でのボレーに繋がるチャンスの起点となった。 このプレーを目撃したファンも興奮。ABEMAのコメント欄には、「カズすげええええ」「うっま」「今野がわりと強めにチャージw」「やっぱ技術は流石だなカズ」「カズは現役で走り込んでるから」「カズさんこんなに走れるのかよ」「俺の親より歳上だから凄いよ」と驚きの言葉が並んだ。 松井が「憧れの存在だった」というスーパースターは、2ゴールに絡んで前半途中までプレー。後半早々には実況席にも登場し、京都パープルサンガ(現・京都サンガF.C.)でチームメイトだった松井について「高卒1年目から他の選手とは違いましたね。上手く成長すれば日本代表や海外で活躍する選手だと思っていた。寮では僕の部屋に土足に入ってきてましたね(笑)。めんどくさいから怒らなかった(笑)」と秘蔵エピソードも披露してファンを沸かせた。 なお、試合は真剣勝負とエンタメ要素が入り混じり、松井に縁の様々な競技、業界の友人が参戦して大盛り上がり。松井自身も2チームでプレーして7ゴールを挙げ、最後まで笑いと興奮が冷めないゲームはMATSUI FRIENDS 6-12 JAPAN DREAMSで決着。歴代屈指のテクニシャンが自身のラストマッチを華やかに飾った。 (ABEMA/松井大輔 引退試合 -Le dernier dribble-~STARSEEDS SPECIAL MATCH~)
ABEMA TIMES編集部