他社にない20万円切る価格帯 内製化で初期負担を早期に回収 エプソン販売
タブレットからの印刷も可能に
糊の付いていない用紙(連続紙)への印刷もできるので、商品の陳列棚に差し込む棚札や、商品に直接つける厚手のタグなども作成できる。BarTenderなどの市販のアプリを使用すれば、商品管理のデータベースと連携でき、在庫状況がリアルタイムで把握できるため、タイムリーな値書き変更などが可能になる。 ラベルも、12種の紙種をラインアップ。サイズ・糊種バリエーション約75種から選択できる。落ち着いた雰囲気の「和紙ラベル」、幅広い用途で使える「マット紙ラベル」、水にも強い「合成紙ラベル」、高画質で鮮やかな「高光沢紙ラベル」など、商品を輝かせる多彩なラベル選びが可能である。「CW-C4020M」はマット顔料インク使用で、普通紙・マット紙・合成紙など幅広い用紙に、「CW-C4020G」はフォト顔料インク使用で、光沢紙・高光沢紙・光沢フィルムに対応する。 両機種とも、幅310㎜×高さ285㎜×奥行283㎜のコンパクト設計。用紙やインクカートリッジがフロントから交換可能で、操作も簡単。精緻なドットのPrecisionCore(プレシジョンコア)インクジェットヘッドを搭載し、最大1200×1200dpiの高解像度と彩度の高い色設計で、高品質な画像出力を実現する。 ラベルデザインに不慣れな人でも、専用アプリケーションの制約なく、フリーのデザインアプリケーション・オフィス系アプリケーション・Adobe系アプリケーションなどからそのまま印刷できる。 さらに、これまではパソコンがないと印刷できなかったが、2024年6月から提供開始したAndroidアプリケーションによりスマホやタブレットからPDF・JPEGデータを印刷できるようになり機動力が増した。現在、対応OSはAndroidのみであるが、今後はiOSなどユーザーのニーズにより細かく対応させていく。 なお、さらに高速で大型・大量のラベル印刷に対応する「TM-C7500シリーズ」(標準価格=税別74万8000円)、スタンダードモデルの「CW-C6520シリーズ」(同=54万8000円)、「CW-C6020シリーズ」(同=44万8000円)もラインアップしている。