今永昇太「家から出るのはダンキンドーナツに行く時だけ」 ユーモアセンスを米メディアも称賛
防御率0・84とリーグトップの快進撃を続けるカブス・今永昇太投手(30)が全米を震撼させている。18日のパイレーツ戦(リグレーフィールド)は7回を4安打無失点。6勝目はお預けとなったが、抜群の安定感を見せるルーキー左腕に地元のファンはスタンディングオベーションでルーキー左腕の快投に拍手を送った。 シカゴの街にも慣れてきているが、まだ〝顔バレ〟までしないようで試合後は米メディアに「正直言うとあまり外には出ません。現場から家に戻るだけ。外出する時はダンキンドーナツでラテを買う時だけです。願わくばこの調子で成績を上げ続け、歩いている時に人々が僕を認識できるようにしたいと思っています」と謙虚に話している。 そんな今永に「ジ・アスレチック」は「彼がサイ・ヤング賞の最有力候補のような投球をすることはカブスが予想に織り込んだことではなかった。ユーモアセンスと好奇心、フィールドの外では冷静で先発の合間に正確な仕事をこなす姿をチームメートは楽しんでいる」と絶賛し、「デーリー・ヘラルド」は「今永を見極めることができたチームは存在しなかった」。また「マーキー・スポーツ・ネットワーク」は「彼はダンキンドーナツでは有名ということだ。知名度はさておき、彼のマウンドは必見だ。MLB移籍は簡単ではないはずだが、リーグに旋風を巻き起こしている」と報じている。
東スポWEB