おなかの「たるみ」取り手術に1300万円-肥満治療薬で減量後
ローズ氏は乳房縮小とリフトアップも受けたが、すべての手術は「絶対に」価値があったと言う。「今はいつも痛むわけではない」と同氏は述べた。
マタラッソ医師はこの1年で減量注射を使用したという患者の数が2倍に増えたと言う。 しかし、同氏が新しい減量治療が新しい顧客の波をもたらすのを見たのはこれが初めてではない。20年前にも、胃や腸のサイズを小さくして食べ物の消費量や吸収量を制限する施術を受けて大幅な減量に成功した患者による「肥満形成手術」の増加に注目した。
そのような減量患者の初期グループの研究は一般に、余分な皮膚を除去するための形成手術後に減量患者の健康と自信が改善されることを示した。
しかし、患者の中には最終的な結果に対して非現実的な期待を抱いている人もいるかもしれないと、研究のために患者を調査したサリー大学の健康心理学教授、ジェーン・オグデン氏は言う。
「最終的に得られる身体は、必ずしも患者が思っていたようなものではない」とオグデン教授は話す。傷痕が問題になることもあるし、自己評価の問題が長引くこともあり、整形手術を受けた後に体重が戻ってしまった患者は「間違った旅をしてしまった」という後悔や懸念を表明するという。
原題:Wegovy Users Drop $80,000 on Plastic Surgery for Flabby Skin (3)(抜粋)
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Madison Muller, Ashleigh Furlong, Naomi Kresge