体操女子、五輪代表平均17・6歳 5人全員10代 団体60年ぶりメダルへ「みんなで協力して」
◆体操 ▽パリ五輪代表最終選考会兼NHK杯 第3日(18日・高崎アリーナ) 女子決勝が終わり、パリ五輪代表選考会の全日程が終了。5人の五輪代表が確定した。 【写真】涙をのんだ24歳・杉原愛子 まずは自動決定するNHK杯の上位4人では、3連覇を達成した宮田笙子(順大)、2位の岸里奈(戸田市SC)、3位の岡村真(相好ク)4位の中村遥香(なんばク)が入った。 残る1人は、チーム貢献度から選出され、跳馬で高得点を並べた牛奥小羽(日体大)が選ばれた。24歳で3大会連続の五輪出場を目指した杉原愛子(TRyAS)はNHK杯を5位で終え、チーム貢献度でも届かなかった。 女子5人は全員初出場で全員10代。平均年齢は17・6歳と若く、伸び盛りのメンバーがそろった。 エースとして日本をけん引する宮田は「みんなから信頼される演技を。一緒に練習する中で磨いていきたい」と意気込み。体操女子団体は1964年東京大会での銅メダル以降、表彰台がない。60年ぶりの快挙へ、岡村は「どの舞台でも自分のやることは変わらない。団体のみんなで協力してメダルを目標に頑張ります」と語った。
報知新聞社