「性能だけじゃない、車名もタダモノにあらず」アストンマーティンの本気が注がれた究極のPHEVスーパーカー「ヴァルハラ」
ハイテク満載の革新的なエアロダイナミクスと軽量ボディ
パワートレーンと並び重要視されるエアロダイナミクス性能は、アストンマーティン独自の設計による「アクティブエアロダイナミクス」システムによって担保。 フロントアクスル前方に備わる「アクティブフロントウイング」はデフォルトでドラッグの抑制に働き、レースモード時にはダウンフォースを最大化するためフルレンジで機能する。 さらに車両の走行状況に応じて「DRS(ドラッグリダクションシステム)」が作動すると、リアウイングはエアブレーキとして機能し、フロントウイングと連携してダウンフォースを適正化。ブレーキング時やコーナリング時の安定した挙動に寄与する。 また、最先端のIVC(インテグレーテッドビークルダイナミクスコントロール)とインテグレーテッドパワーブレーキシステムが、フロントおよびリアアクスルを継続的に監視および制御。フロントアクスルのトルクベクタリングとリアアクスルの電子制御リミテッドスリップディファレンシャル(E-デフ)が、ドライバーの要求に応じて4輪の駆動力を調整してトラクション、安定性、俊敏なハンドリングを融合させる。 カーボン製モノコックの他、カーボンを多用したボディにディへドラルドアを採用し、ライトウェイト性能はもちろん、優れた乗降性によって日常使用もスポイルしていないあたりは、さすがアストンマーティンといったところか。 ◆通常のドライブモードでは巨大なリアウイングはボディに沿うように収納され、レースモード時のみ立ち上がる。アストンマーティンの各モデルに共通するデザイン言語をもつヘッドライトはクリアカバーで覆われ、特徴的なアピアランスに寄与。 ◆フロントアクスル前方に備わる「アクティブフロントウイング」は状況に応じてウイング自体のダウンフォースと床下ベーンへの空気の流れを制御。ホイールはフロント20インチ、リア21インチの鍛造アルミと、超軽量マグネシウムホイール(バネ下重量を合計12kg削減)も選べる。