「マイナ保険証」によるトラブル 青森県内で286件 「健康保険証」の存続を
青森朝日放送
青森県内の医療機関で5月以降に発生したマイナ保険証によるトラブルが286件あったとして、青森県保険医協会がこれまでの健康保険証の存続を求めています。 【青森県保険医協会 津川信彦会長】 「日本国内で15%から20%くらいのところの人がやっていても、やった時点でこうやっていろいろ機械がうまくできない、トラブルが起きていく状態なんですね」 「相変わらず今の健康保険証を使って、何とかやっていると」 県保険医協会が県内の医療機関を対象に行ったアンケートによりますと、およそ7割がマイナ保険証によるトラブルを経験していて、およそ9割が「保険証を残すべき、廃止を延期すべき」と回答しているということです。 主なトラブルとしては、「旧字体などの影響で漢字が読み込めない」「カードリーダーの接続不良や認証エラー」などで、トラブルの対応方法の75%が「健康保険証で資格確認をした」という結果となりました。 県保険医協会は、マイナ保険証で医療機関を受診する時は、念のため「保険者が送付する資格情報のお知らせ」か、「スマートフォンのマイナポータルの画面」を準備するよう呼び掛けています。