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山崎貴裕

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気象予報士/防災士/気象解説者

報告

補足薄明光線は、記事にもある通り、太陽の光が雲の隙間を抜けて大気中の微粒子に当たって光の筋のように見える現象です。舞台などで役者に当たるスポットライトの光が1本の線になって見えるのも同じ要領です。はっきりとした筋は入道雲などが湧く夏を中心に見えやすいですが、他の季節でも比較的多くみられることが出来ます。雨上がりなど、太陽と反対の空を見ると虹が出ていることがありますが、太陽の方向には薄明光線が出来ていることもあるので、いずか空を見上げてみると良いでしょう。なお、地震雲という雲は存在しません。噂で耳にすることはあるかと思いますが、フェイクニュースなどにはお気をつけください。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 菊池真以

    気象予報士/防災士/健康気象アドバイザー/ウェザーマップ所属

    補足太くハッキリとした薄明光線は、夏の大きな入道雲で太陽が遮られたときに見られます。ですから、夏の夕方に…続きを読む

  • 平地真菜

    気象予報士/NBC長崎放送気象キャスター/防災士

    補足きのう長崎県内でもみられたようです。 現象としては、雲の切れ間から放射状に光が降り注ぎ、その様子が神…続きを読む

コメンテータープロフィール

山崎貴裕

気象予報士/防災士/気象解説者

自然豊かな環境で過ごした少年時代、山に登ると太陽に近づくのに何故寒くなるのだろうと疑問に思ったことがきっかけで気象に興味を持つ。 前職は東京都庁で浸水対策などのインフラ整備業務を中心に携わる中、大雨による気象災害を経験。自然災害が市民の生活に与える大きさを痛感し、2017年に気象予報士の資格を取得。現在はNHK山口の気象キャスターを務める。 山口県は三方を海に囲まれ、地域ごと・季節ごとに天気傾向が大きく異なる。そのため地域に密着したポイント予報を心掛けるとともに、特技の折り紙を交えながら楽しく分かりやすい「折り紙付きの天気予報」を実施中。 趣味は野球・ドライブ・パズル・人狼ゲーム。

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