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山岸久朗

山岸久朗

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弁護士(山岸久朗法律事務所代表)

報告

見解弁護人・被害者参加人として裁判員裁判は数度担当しました。その経験から言えば、主権者たる国民が重大犯罪の裁判に直接参加して、心を振り絞って判断いただくのは、裁判制度にとってとても貴重な制度だということです。SNSのごく一部の誹謗中傷は、扇動的な一部投稿に煽られている一時的なものにすぎず、そういう「曲がった世論」と別次元で法律と己の良心のみにしたがって裁くことにこそ裁判員裁判の本質があるのです。誹謗中傷に配慮した裁判員制度などおよそ不可能です。正当な批評であれば受け入れるべきであるし、不当な誹謗中傷であればそちらをこそ規制するべきです。

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コメンテータープロフィール

山岸久朗

弁護士(山岸久朗法律事務所代表)

神戸大学 法学部卒業。2002年大阪弁護士会に弁護士登録。実績を重ね、2007年に自身の『山岸久朗法律事務所』を大阪市北区南森町に開設。 弁護士として、多くのTV情報番組等に出演。

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山岸久朗の最近のコメント

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    弁護士(山岸久朗法律事務所代表)

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    解説犯した罪からして、執行猶予付きの刑は軽くて驚いた。実損が出る罰金と違い、執行猶予は、猶予期間中に何も…続きを読む

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