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山田吉彦

山田吉彦

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海洋問題研究者/東海大学海洋学部海洋理工学科教授

報告

解説石垣市は、尖閣諸島の魚釣島など石垣市の管轄海域の海洋環境調査を行っている。今回で3回目である。同諸島が日本の施政下にあることを示す重要な活動だ。魚釣島は固有の生態系を持つ離島だが、ヤギの食害などで希少な動植物が絶滅している可能性が高い。自然環境を守るための調査活動である。 調査団は、海洋環境、水産資源、動物生態、島嶼経済等の研究者で構成されていた。 この調査に同行したのは、稲田朋美議員を始めとした自民党議員4人と維新の議員1人。石垣市の取り組みを支援し、国の支援を促す目的もある。 視察時に魚釣島周辺に現れた中国海警局の公船は2隻。海上保安庁第11管区海上保安本部石垣海上保安部に所属する巡視船などが警戒に当たった。

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コメンテータープロフィール

山田吉彦

海洋問題研究者/東海大学海洋学部海洋理工学科教授

東海大学海洋学部教授。1962年千葉県出身。学習院大学経済学部卒後、金融機関を経て日本船舶振興会(現日本財団)に勤務。勤務の傍ら埼玉大学大学院博士課程修了。博士(経済学)。2009年東海大学教授。海難審判庁業務改善委員会委員、国土交通省海洋政策懇談会委員、東京都専門委員などを歴任。八重山自然大使。海洋コメンテータとして各種メディアで海洋問題を解説。著書、日本の国境(新潮新書)ほか多数。

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