補足現在のファンダメンタルズ(日米実質金利差)に沿ったドル円の水準は153~154円程度とみられます。介入が需給にショックを与え、投機筋の円売りポジションの自壊を促すとしても、この水準を超えた円高を押し進める可能性は低そうです。ドル高・円安トレンドの転換は、米国のインフレ抑制と利下げを待つほかありません。ただし、米FRBのパウエル議長は先ほどのFOMC後の会見で、米国のインフレ抑制は「進展に欠ける」「利下げまでにどれくらいの時間がかかるかは分からない」、データ次第では「利下げしない道もある」と述べています。円の先安観は根強く残ります。
コメンテータープロフィール
1974年生まれ。99年に株式会社大和総研へ入社。以降、内閣府、SMBC日興証券株式会社でエコノミスト業務に従事。2017年1月より現職。専門はマクロ経済(国内外の景気、財政・金融政策)と金融市場(株式、債券、コモディティ等)
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