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田村勇人

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弁護士(フラクタル法律事務所代表)

報告

見解記事にある、「男女トラブルの責任は両方にあるべきでしょう。ストーカー行為が事実であったとしても、一方は警察に差し出されて実名報道。もう片方は平然と仕事を続けているというのはいかがなものか」という発言には不倫からのストーカー問題の解決を困難にさせる現状が良く表れています。 それは、➀不倫をした人という属性から、犯罪被害にまであった人へも批判が生じやすい事、②男性に対する不当なバイアスという点です。 ➀不倫に関しては男女双方に妻に対する罪があっても、ストーカー行為は一方的な犯罪行為です(まだ無罪推定が働くことは前提ですが)。また、②上記発言を男女逆にして、ストーカー行為をされた女性にも責任があると発言することが社会的に許されないのであれば、なぜ男性だけ許されるのかという点でも問題です。

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コメンテータープロフィール

田村勇人

弁護士(フラクタル法律事務所代表)

医療従事者の顧問(医師・歯科医師・獣医師)・芸能事務所・製薬会社顧問・離婚事件・不倫問題・その他助けたい方の事件を主に扱っている弁護士です。テレビ出演も(直撃ライブグッディ、チコちゃん等)。専門は「助けたい人の困りごと」で属人的です。東京都獣医師会、横浜市獣医師会顧問弁護士。

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