見解ここ数年は教員もしているため、その立場を交えて述べたいと思います。ここ数年はコロナ禍による行動制限がありました。今は大学では対面講義に戻っておりますが、コロナ禍直後は大学生もWeb会議形式による講義受講や動画視聴による行動制限を余儀なくされました。コロナ禍直後のコミュニケーションの機会の減少経験が、その後の新卒の離職行動にも影響を及ぼしていると思います。本来ならば直接、コミュニケーションを取って学ぶところをWeb会議や動画視聴で済ます経験をしてしまったため、今の新卒の方々は、自ら直接、相手とコミュニケーションを取って解決する経験が、コロナ禍前の新卒の方々よりは減っているように思います。
同じ記事に対する他のコメンテーターコメント
コメンテータープロフィール
目白大学経営学部准教授。日本ガバナンス・企業価値研究所の所長・経済アナリスト。日本IRプランナーズ協会委嘱CIRP講師・CIRP試験委員。元経済産業省職員。早稲田大学ファイナンスMBA。立命館大学政策科学部卒。株式アナリスト、広報・IR担当双方で所属会社受賞経験を持つ。経済ニュースアプリ・NewsPicksでは8万人以上のフォロワー。著書は『IR戦略の実務』(日本能率協会マネジメントセンター)他計5作品。主なテレビ出演はテレビ東京のワールドビジネスサテライト等。主な講演は、日本IRプランナーズ協会、日経メディアマーケティング、東洋経済新報社、早稲田大学ビジネススクール等多数。
高辻成彦の最近のコメント
こちらの記事は掲載が終了しています